「JIN -仁-」3回目(10/25・TBS日9)を見ました

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「JIN -仁-」3回目を見ました。

 江戸で猛威を振るうころり(=コレラ)と1人闘う仁(大沢たかお)を、咲(綾瀬はるか)が助けに来ます。「来てはいけないと言ったはず」と叱る仁に、咲は「家からは勘当されました」と強い決意で応えます。
 母・栄(麻生祐未)から「南方先生のところに行くなら、もう帰る家はないと思いなさい!」と引き止められたとき、咲は「これは咲の戦なのです!」と言ったとおり、相当な覚悟なのです。父を奪ったころりと向き合うことが、咲には必要なのでしょう。

 咲の覚悟を感じた仁も迷いを捨て、咲にさまざまな指示を出し、知識を伝え、診療所らしい体裁が整っていきます。

 しかし、闘病中の喜市の容態が悪化します。その場をしのぐため、仁は未来から抱えてきた注射器で喜市にORS(電解質液。水に砂糖と塩を煮溶かしたもの)を注射しますが、「もっと多くのORSを補給しなければ。点滴ができれば...」と、緒方先生(武田鉄矢)に相談します。

 「ゴム管はありますか?」 意外にもゴム管はありました。ならばと、仁はボールペンで点滴用の器具の絵を描き、「私の注射針を真似て細い針を作れないでしょうか? それからこんなガラスの容器(点滴の薬品を入れる部分)も」と相談を持ちかけます。
 桐谷健太演じる佐分利はこのボールペンに「なんでそれで絵が描けるんだ!」と驚いていましたが、緊急事態ゆえ、他の人はそんなこと気にしません。

 緒方が伝手を使って、職人に注射針とガラス容器を作ってもらい、診療所にはすぐに試作品が届きます。それを使って喜市に点滴をすると、容態はみるみる改善。隣の診療台で闘病していた緒方の弟子・山田純庵(田口浩正)もそろって、ころりを克服することに成功します。やった!

 この業績に注目した勝海舟(小日向文世)の後押しで幕府も動き、南方方式のころり撃退法が江戸中に広まります。点滴用の器具は増産、治療にあたる医者も増員、汚物を処理する人足もどんどん増やされていきます。

 しかし。病禍が一段落した頃、仁に最悪の事態が! その日仁は、診療所の前で龍馬(内野聖陽)に「先生はころりが怖くないがか。かっこええな!」と話しかけられました。患者の汚物処理のために人を集め奔走した勇ましい男が、「わしゃあ、こわぁてこわぁて」と豪快に笑う様子に、「これが、あの龍馬か」と感慨に浸っていた矢先、突然の嘔吐。ついに仁がころりに冒されたのです。

 仁の急変に龍馬が慌てますが、仁は「あなたは自分が成すべきことを。私は自分で治します」と診療所の中へ。想像を絶する苦しみが始まります。
 ここから咲の出番です。緒方先生が手伝いに来ても、咲は「私が、私が南方先生をお助けしたいのです!」と、果敢にも初めての点滴をこなし、しかも仁から教わっていた股間にある大静脈からの点滴も成功させます。
 ちなみに股間の大静脈の側には男のいちもつがあり......咲ちゃん立派です。

 こん睡状態のあいだ、意識が未来へ戻っていた仁ですが、咲の必死の看護と呼びかけに目を覚まします。「南方先生が戻ってきた!」 咲はもちろん、恭太郎も緒方も、そして龍馬も歓喜します。

 すっかり回復した仁は咲に「実は私は未来から来た」と話します。「ここで歴史に関わってしまったら未来を変えてしまうかもしれないと悩んでいたが、思い上がりだった。歴史は自分ひとりの手で変えられるものではない。だから、私は私なりにここでできることをやろうと思う」と。

 そんな仁に悲しい知らせが届きます。なんと、喜市のおっかさん・タエ(戸田菜穂)が辻斬りに遭って亡くなってしまったのです。瀕死の大怪我から救ったタエが。
 家に行くと喜市は泣いています。「へっちゃらさ...」と強がりますが、仁が抱きしめると本音を口にします。「ころりで死んでればよかったよぉ...」

 人の命の重みが今よりも軽かった時代に、現代の先端医療を施したことに、仁はまた少し迷いを感じることになるのかもしれません。医療はもちろん、さまざまな技術は時代背景とともに変化するものという、当たり前のことをひしひし感じました。

 来週はいよいよ、恋人の未来(中谷美紀)そっくりの花魁とご対面のようです。咲ちゃんがかわいそう。