「オルトロスの犬」4回目(08/14・日テレ金10)を見ました

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「オルトロスの犬」4回目を見ました。

 加奈の母を刺した熊切勝(八乙女光)を逃がした際、渚(水川あさみ)が「竜崎に娘が会いたがっていると伝えて」と言付けると、竜崎(滝沢秀明)は入院中の澪の病室にやってきた。
「あんたは俺に何をしてくれる?」と恒例の問いかけを口にする竜崎を熱く見つめながら、渚は黙ってシャツのボタンを外し......「オンナを捧げるのか!」と思いきや、気を許した竜崎の腕に渚は手錠をかける。

 しかし、渚の刑事魂に視聴者が感心する間もなく、病室に黒いスーツの男たちがわらわら登場する。「ここからは我々が処理する」とだけ渚につげ、竜崎を連れて行ってしまう。

 竜崎を待っていたのは、日本のCIAと呼ばれる警察庁警備企画課理事官・沢村(佐々木蔵之助)。そしてすっかり元気になった厚生大臣・榊遥子(高畑淳子)と熊切善三(柴俊夫)。竜崎を利用しようとしている黒幕たちが顔を揃える。

 そして数日後、竜崎はメディアのフラッシュに晒されていた。しかも、死刑囚ではなく冤罪を勝ち取ったヒーローとして。
 竜崎の無実を証明する「新しい証拠」が見つかったのが冤罪の理由だが、それは榊の捏造だった。榊は、神の手で持病を治してもらった代償に竜崎に「死刑囚からの解放」を差し出したのだ。

 竜崎の冤罪報道に震えている男がいた。元警官で今はホームレスの二宮(六角精児)。竜崎が起こしたとされる殺人事件の現場に居合わせた男だ。

 二宮が怯えるのには訳がある。実は、あの殺人事件で3人の被害者を刺したのは二宮だった。竜崎の力を知っていて、「刺しても俺がすぐ治す」と言われて犯行に及んだのだが、竜崎はそのとき神の手の力を使わず、しかも自分がやったとウソをついて逮捕された。つまり、竜崎は死刑になりたかったってこと?
 二宮は犯行の一部始終を撮ったビデオも所持しているが、この辺の事情はまだ明かされていない。とりあえず、真実を知る竜崎に脅されていいように使われてるようだ。

 竜崎を利用しようとしている沢村は碧井(錦戸亮)の力にも興味をもっている。
 ある日、碧井が自室でくつろいでいると「宅配便でーす」とドアフォンが鳴る。対応に出ると黒覆面の男が無言で押し入り、碧井にナイフを向ける。必死に抵抗するが「このままでは死ぬ!」という状況になり、碧井はまたしても悪魔の手の力を使ってしまう。

 「なんでこんなことに...」 外の風を浴び、渚に「また殺してしまった」と電話をする碧井。渚がすぐに駆けつけ、一緒に部屋に戻るが、乱闘で荒らされたはずの部屋はきれいに整い、殺した男の跡形もなくなっていた。一体?

 これはすべて沢村が仕組だことだった。碧井の留守中に隠しカメラを仕込み、宅配業者になりすました部下に碧井を襲わせ、発動されるであろう悪魔の手の力を撮影したのだ。そして碧井が部屋を出ると、遺体ともどもカメラも片付けたというわけ。部下を殺してでも碧井のパワーの謎に迫ろうという執念が恐ろしい。
 沢井は何を目論んでいるのだろう?

 そして、竜崎もなにやら目論んでいる。今日は榊に呼びつけられ、「私が自由にしてあげた」と恩を売られるが、「勘違いするな。お前が俺を利用するんじゃない、俺がお前を利用するんだ」と不穏な宣言をする。
 竜崎のパワーは確かにすごいが、このパワーは碧井の負のパワーがセットになってはじめて真価を発揮する。碧井は竜崎に巻き込まれてしまうのだろうか?