「赤鼻のセンセイ」3回目(07/22・日テレ水10)を見ました

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「赤鼻のセンセイ」3回目を見ました。

 太川(小林聡美)のクラスに新入生が来ます。森村千佳ちゃん(八木優希)、小児糖尿病の女の子です。
 お母さん(芳本美代子)と2人暮らしで、外で働く母をサポートすべく、なんでも1人でこなす「しっかり者」。1日4回のインスリン注射だって自分でやっちゃうのです。

 「子どもが糖尿病?」と何もしらない参太朗(大泉洋)に七瀬先生(香椎由宇)は「大人の糖尿病は生活習慣病だけど子どもは違うの。一生つきあっていかなければいけない病気よ」と指導します。
 「それは大変だ」と参太朗は千佳ちゃんに「ちかっぺ」と勝手にあだ名をつけ、「こいつやえっち、生徒会長で君の面倒を見るから」と勝手に八重樫(神木隆之介)を指名。あわてるやえっちにおかまいなく、「で、歓迎会するからね!」と相変わらずマイペースです。

 でも「歓迎会なんて許可できません」と七瀬は大反対。曰く、病院は治療して早く直して早く出ていく施設、歓迎なんかする場所じゃありません、と。これは違うと思う。だって早く出たくても出られない人もいるし、嫌でも必要な期間、ここにいなきゃならない事情はあるわけで、どうせいるなら楽しく過ごしたほうがよくない?
 参太朗は周囲の反対や非協力を押し切って、なんとかちかっぺの歓迎会を!と奔走します。しかし...

 ある日、ベッドに千佳ちゃんの姿がなく、看護士さんがベッドを整えていると、枕の下からドーナツが見つかります。千佳ちゃんは厳しい食事制限をしていて、おやつを食べるなんてもってのほか。報告を受けた七瀬先生が「一体どうして?」と混乱していると、参太朗が申し訳なさそうに「きっとボクのせいです」と手を上げます。

 実は参太朗、千佳ちゃんが売店でドーナツの袋をじっと見てるところに居合わせ、「お母さんの好物なの」と言われ、親切のつもりで買ってあげたのが完全に裏目に出ました。
 千佳ちゃんはやえっちが発見してベッドに戻りますが、体調をくずしてしまいます。

 また大失敗の参太朗。太川に「言ってもわからない人は注射!」と院長(上川隆也)のとこに連れていかれ、千佳ちゃんが1日4回やっている注射を(中身は生理食塩水だけど)され、いつもの定食屋でも参太朗の分は千佳ちゃんの1日分のカロリーに限られ超小盛り。

 千佳ちゃんのひもじさ辛さを身をもって体験した参太朗は大反省。翌日のランチから千佳ちゃんのところに行き一緒に食べることに。「ひとりよりふたりで食べたほうがおいしいよね」と。
 でもそこで、よせばいいのに「こないだのドーナツ、ごめん。お母さんには電話して謝っておいた」と言っちゃったから大変です。

 「お母さんに心配をかけちゃいけない」とずっと思ってきたのに、ドーナツを隠れて食べたことが知れたら......千佳ちゃんは参太朗に「おトイレ!」とだけ言って病室を出ていきますが、一向に帰りません。お昼も食べず、どこに? 異状に気づいた七瀬先生が「ご飯も食べず注射も打ってない!」と慌てるのを見てようやく事の大きさに気づいた参太朗は、やえっち、わだっち(須賀健太)も動員して千佳ちゃんを探します。
 千佳ちゃんは公衆電話の前で意識朦朧と倒れていました。お母さんに電話をかけたかったのです。

 お母さんが病院に来ますが、開口一番「何やってるの! みなさんに迷惑をかけて!」「2人きりで生きるには助け合わなきゃ。子どもじみた真似はやめなさい!」と千佳ちゃんは叱られてしまいます。小さな体で1人でいろいろ耐えている千佳ちゃんへのこの厳しい態度に怒ったのは太川でした。
 「お母さん、千佳ちゃんに甘えないでください。千佳ちゃんはまだ子どもですっ」

 この一件で参太朗は凹んでしまい、歓迎会の話も立ち消えになったのですが、動いたのはやえっちとわだっちでした。参太朗に「俺たち歓迎会の出し物決めたから」とやる気を見せるのです。やえっちたちは千佳ちゃんがお母さんに叱られる現場を見て、頑張っている小さな女の子を応援したいと思ったのでしょう。

 子どもたちの力で参太朗もやる気リカバー(単純だ)。小学生クラスも中学生クラスも先生も看護士もみんなが千佳ちゃんのために歓迎会の準備に励み、その日を迎えます。
 出し物は千佳ちゃんが「お母さんと一緒に過ごした日々」を想像でつづった絵日記の再現。海や遊園地や森の風景を大道具小道具を駆使して見事に演じ、千佳ちゃんも大喜びです。

 そして仕上げは屋上に作られた森。参太朗がヤッホーと声を上げると、街中にも関わらず「ヤッホー」とやまびこが返ってきます。太川がやってるんですが。で、やえっち、わだっちに夏の決意を叫ばせた後、千佳ちゃんにも「大きな声で言いたいことがあるだろ?」と促します。
 千佳ちゃんが「元気になりたい!」「お母さんともっと一緒にいたい!」と叫ぶと、仕事中のはずのお母さんが現れ、千佳ちゃんを強く抱きしめます。千佳ちゃんには何よりのプレゼントでした。

 参太朗のせいで今回も大騒動。「ちょっと一服」と太川は参太朗に自慢のコーヒーをふるまいます。人騒がせ極まりない参太朗ですが、なんか憎めないところがあります。

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書肆侃侃房 2008-04-28

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