「任侠ヘルパー」2回目(07/16・フジ木10)を見ました

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「任侠ヘルパー」2回目を見ました。

 彦一(草彅剛)たちは組長(松平健)から「素性は決してバレないように」と釘を刺されたうえ、「誰か1人でも脱落すれば連帯責任」と言われ、老人ホームタイヨウからうかつに抜け出せなくなります。
 タイヨウの方は、羽鳥晶(夏川結衣)が社長を務めるハートフルバード社の傘下に入り、今までのような良心的、言い換えればぬるま湯経営をしていられなくなり、こちらも転機を迎えます。

 まずノルマとして貸されたのは新しいオムツの導入です。今までタイヨウでは入居者の意志を尊重してオムツをつけるかどうかを決めていたのですが、ハートフルバードは「効率化」のために基本オムツ着用を徹底してきます。
 彦一たちも仕方なく、老人ひとりひとりをなだめつすかしつオムツを強要しなきゃならないのだが、マニュアルどおりに動くことのできない彦一は「やってられっか」とタバコ休憩。

 そこに、晶の息子・涼太くん(加藤清史郎)が現れ「兄貴、弟子にしてください!」とアプローチします。涼太くんは学校でいじめられていて、「強くなりたい!」と仁侠映画を見倒していたのですが、偶然、彦一の桜吹雪を目撃して以来、弟子入り猛烈志願中なのです。
 彦一にしたらうっとおしいばかりですが、涼太が騒ぐと任侠だってことがバレかねないので「弟子じゃねえ、舎弟だ」といやいや受け入れることになります。

 ホームの老人の中でも人一倍オムツを拒絶する老人がいました。気難しいばかりか年寄りのくせに腕っ節の強い本村さん(津川雅彦)です。
 ヘルパーの晴菜(仲里依紗)が「怖いから一緒に行って」と彦一を本村の部屋に連れていきます。でも、本村はオムツに断固抵抗、彦一が力ずくで穿かせようとすると脚をとって転ばせたのです。もみ合いになったとき、彦一は本村さんに桜吹雪を見られてしまいます。

 その日から、本村は「桜吹雪」のネタで脅して彦一に無理を通させます。
 ある日、本村さんは彦一ご指名で散歩に出ます。といっても行き先は電車バスを乗り継いだけっこう遠くで、本村の古い知り合いを訪ねるための外出でした。
 本村さんは長く柔道をやっており、今年の大会だけ怪我で出られなかったのだそうです。で、ライバルのおじいちゃんに会って「次は必ず」と言いたいと。

 しかし。訪ねたライバルは痴呆症で、ベッドに寝たきりです。カクシャクと技を掛け合っていたのがウソのようで本村さんはがっかり。しかも、目の前でライバルのヘルパーがオムツを取り替えたもんだから......本村さんは相当落ち込んでしまいます。

 ホームに帰った本村はすっかり意気消沈。なんと廊下で転んでお漏らしまでしてしまいます。晴菜が駆け寄り「この機会にオムツ試してみますか? 恥ずかしいことじゃありませんよ」と声をかけると、苦い表情で「お漏らしなんて...恥ずかしくないっ!」と怒鳴るのが精一杯。

 ハートフルバードの意向で、運営方針に従わない本村が退去処分に決まります。彦一は本村の部屋に呼び出され「捨てといてくれ」と柔道のトロフィーや賞状の詰め込まれたダンボールを渡されます。そして「これも着けてくれ」と本村さんは彦一に紙オムツを手渡します。彦一はしばし迷った末、オムツを投げ捨てて部屋を出ていきます。

 退所の朝、彦一は本村さんを車椅子に乗せ、黙って浜へ向かいます。そこで本村を立たせるといきなり一本背負い。ええーっ! 老人にそれはマズいって! 骨弱ってんだからすぐ折れちゃうって!
 しかし、彦一が「あんたはその程度か!」と喧嘩を売ると本村は必死で立ち上がり、逆に彦一を見事に一本背負い! 技がキレイに決まり、浜辺に転がった男2人はなんだか大笑い。「そんな元気ならオムツいらないな」と彦一。

 後日。彦一は本村さんから葉書をもらいます。大会に出るためにリハビリに励んでいる日々の報告と、最後に「オムツも慣れると悪くない」と書かれていました。

 年を取ったら筋力が弱る分、失禁・頻尿問題で悩まされるのは仕方ないこと。私はさっさとオムツを穿く派になるかな。誰かに「穿いたら?」と言われるよりいいような気がする。

 それにしても彦一、普通に善良な一般人だ。