「ぼくの妹」最終回を見ました。
颯(長澤まさみ)から一方的に絶交されて(わがまま娘はいつも一方的なんですが)、でも川端医院の呑気な仕事で和んだりしながら、そこそこ平和に暮らしていた盟(オダギリジョー)が、また颯のせいで波乱に巻き込まれます。
それは1本の電話で始まりました。聴いたこともない箱根の温泉旅館から病院に「妹さんが...」と緊急連絡が入るのです。「1人で部屋に籠もっていて、泣き声も聞こえます。お兄様の勤務先を伺ったので連絡させていただきました。迎えにきていただけないでしょうか」
盟がわけもわからず言われるがままに(いつもそうですが)宿に向かうと「早く!」となにやら緊急モード。仲居さんに導かれるまま庭に回ると、颯が建物の屋根に登っていました。みんな、颯が飛び降り自殺するんじゃ?と慌てています。
でも颯は屋根に上がって降りてこれなくなった子猫を助けてただけ。九鬼(千原ジュニア)の失踪が堪えてはいたけど、全然元気です。この宿は九鬼の快気祝いにパーっとやろうと思って予約してたもので、1人だけど美味しいもの食べちゃえ!と思って来てたのだし。
盟はあきれ顔ながら、たくましい妹に一安心。颯の言うがまま、1泊温泉宿を満喫して帰ります。
そんななか、九鬼が術後の検診に病院に来ます。九鬼は元気そうで、「颯さんには悪いが、おかげでリセットできた」と表情も明るくなっています。失踪後、自分を捨てた母親に会いにいき、今は一緒に定食屋をやってるそうです。「あんなに恨んだ相手なのにな...。ただ、定食屋で颯さんに働いてもらうことがいいことだとは思えない」と、九鬼なりに悩んだのでしょう。
その後また、颯が突然電話をかけてきます。「お兄ちゃん、私結婚するかも。相手の人に会ってくれない?」と。ええーっ! お相手は颯が屋根に登った温泉宿の庭師・築山(波岡一喜)でした。「私の花を庭に使ってくれたり、庭師としての技術に惚れ込んだの!」と颯は夢中です。「彼がアメリカで仕事をするから結婚を急いでる」と。
盟は正直、九鬼のことがひっかかってはいましたが、「颯が幸せならいいよ」と賛成します。ついに結婚か?
しかし。
颯から盟に電話。少し浮かない声です。「結婚式のドレス、見てくれない?」と。ブライダルサロンに行ってみると颯は一人ぼっち。「築山さんはお母さんと帰っちゃった(マザコン?)。ドレスは『これにしなさい』ってお母さんが」と、地味なドレスに不満そう。
優しい盟が「じゃあ、気に入ったの着てみろよ」と別のドレスの試着を促すと、颯は瞳を輝かせて試着室に。で、現れたドレス姿の妹の美しさに盟はドキドキして、涙まで出そうになってしまいます。「なんだか父親になった気分だよ」と。
颯は築山が盟のことを大事に考えてくれないことにも不満があると言います。「私を育ててくれた人なのに...」だって。盟はまた泣けてきます。ここに来てようやく、寄り添って生きてきた兄と妹の距離がちょうどいい感じになったみたい。そこで、記念の写真をパシャリ! なさけな顔の盟とキレイに笑う颯という、この2人らしいショットになりました。
でもって。
盟は東京で最先端の医療を行いながら、地方の診療所でジジババの健康を管理しながら、同時に自分も癒されるような理想的な生活に戻ります。颯からも後日、築山との結婚は止めたと連絡が入ります。「なんか違うと思って」と、アバウトなのが颯らしい。今後は花作りに励み、恋愛はお休み!だそうですけど、どうだか(笑)。
終わってみれば、シスコン、ブラコンの話だったの?という感じもありますが、途中の無理やりの展開(特に九鬼家がらみ。実は父親だった、レントゲンが実は九鬼のだったなど)を除けば毎回楽しく見させていただきました。
長澤まさみちゃんのピンクのボーダーのカットソーがあまりにかわいく、ついピンクのTシャツなぞ買ってしまったり。