「BOSS」8回目を見ました。
暴力団幹部の射殺体が発見されます。残された銃弾から犯行は指名手配中の龍千会幹部、谷本と推測されたのですが、こいつは警察が取り逃がしたという因縁がありました。
小野田(塩見三省)の暴力団対策室と合同で捜査の担当となった大澤班がアジトに踏み込むと谷本は逃走。絵里子(天海祐希)と片桐(玉山鉄二)が追っている目の前で、谷本は何者かに射殺されます。
ビルの屋上に人影。急いで行ってみると、そこにタバコの吸殻とライフルの弾奏が残されています。しかし、ここから目標となった谷本までは100メートル近く。犯人は相当な腕前です。
同じ頃、大澤班の捜査本部に胸を撃たれたように見える木の人形が送りつけられていました。絵里子はそれを谷本の殺人予告と推理します。そして数日後、同じ人形が届きます。今度のターゲットは一体?
狙われたのは小野田の部下でした。狙撃現場にはどういうわけか、片桐が駆けつけていましたが、またビルの上にいた犯人を片桐は撃つことができません。なぜ片桐がそこにいたのか?なぜ片桐は銃を撃てないのか?
絵里子が野立(竹野内豊)に疑問をぶつけると、野立ては極秘事項をしゃべる代わりに機密データにアクセスできるパスワードを教えます。そこにあったデータから絵里子は、片桐と殺された谷本が絡んだ昔の事件の概要を知ります。
暴力団対策室にいた片桐はある事件で谷本を追い詰め、上層部から「怪しい動きをしたら狙撃せよ」の命令に従って谷本を仕留めました。しかし、片桐が撃ったのは谷本の扮装をしたチンピラの武藤。しかも、武藤が上着の内ポケットに手を入れたのは銃を取り出すためではなく、携帯の着信に応えるためでした。
片桐の誤射で武藤は亡くなり、この一件以来、片桐は銃を撃てなくなった。しかも、上司は責任をすべて片桐になすりつけたのです。
そして一連の射殺事件の犯人は片桐に電話をかけてきて犯行予告をしたり(だから、犯行現場にいち早くたどり着けたのです)、「お前が死ねば次の犯行を止めてやる」と脅しをかけたり。どうやら武藤の誤射事件の関係者が犯人のようです。
さて。そんなシリアスな状況を尻目に、ヤマムー(温水洋一)は浮かれています。だって婚約者ができたんだもん! しかも相手は美人ホステスの菜々美ちゃん(小西真奈美)。ただの詐欺ならいいんだが、なんかこの女匂います。
大澤班の捜査も進展しています。射撃の腕前から、犯人はライフルの名手と推察され、リストも上がりました。そして、片桐の告白で、次のターゲットはほぼ小野田で間違いない、と警護が始まります。
一方、ヤマムーはある日のんきに深酒して菜々美ちゃんちにお泊り。菜々美ちゃんは出かけてしまったようです。二日酔いの頭を抑えつつ起き上がったヤマムーはそこで、思いもしない真実に直面します。
部屋に飾られた菜々美の写真。ライフル競技で表彰された菜々美、そしてチンピラ風の男とのツーショット、そして、片桐をはじめ、暴力団対策室の面々の写真がターゲットとして貼り付けられていて...そこには小野田ではなく、参事官の屋田(相島一之)の写真!
「ボス! 犯人は女です。そしてターゲットは屋田参事官です!」
ヤマムーの報告で大澤班は、セレモニーの警護の打ち合わせでスタジアムに来ていた屋田を追います。そして、間一髪で菜々美を発見しますが、屋田が菜々美に捕らえられます。「この人のせいで武藤は死んだ」 菜々美の涙に片桐はなんと!屋田に銃口を向けます。その行動に菜々美が油断するのを知っていたように、片桐はすかさず女の手元を撃ち抜き、屋田は無事確保。部下を見捨てた屋田が許せなかった絵里子は、「ご無事でなにより」と皮肉に笑い、毒を吐くのを忘れません。
連行される菜々美は片桐に言います。「あの時、携帯を鳴らしたのは私だった...私が電話しなければ...」 女の抱えた後悔を知った片桐は複雑な思いです。
一件落着。でもヤマムーが絵里子にこっぴどくしかられたのは言うまでもありません。
そして、切ない事件の顛末で落ち込む絵里子は恋人に電話をかけますが、留守電のまま。実はこの間のテレビ出演(富田靖子の回)で絵里子が自分が刑事だということを内緒にしていたことが、彼にバレてしまい、それ以来連絡が取れないのです。
うそをついた、という以上に、絵里子と彼の間にはなにやら事情があるようです。