「ぼくの妹」9回目を見ました。
颯(長澤まさみ)がある日、九鬼(千原ジュニア)の胸部レントゲン写真を持って盟(オダギリジョー)を訪ねます。「ずっと肩が痛いって言っててちっとも良くならないんだけど...」と相談を受け、盟は迷います。写真は以前に同僚医師から偶然見せられたもので、肺がんの影が写っていることは知っていたからです。
盟が意を決して「肺がんだ」と告げると、颯はしばらくトイレに籠もって泣きはらした後、すっきりした顔で出てきて「これからどうすればいい? お兄ちゃんの病院に連れていけばいいよね!」と一方的に確認して「じゃあ!」と出ていきます。
颯と入れ替わりに機美(西原亜希)が玄関口に登場しますが、颯が忘れ物をしたと盟が気づくと「私が届けます!」と颯を走って追い、それっきり戻ってこなくなります。颯は自分を追いかけてきた機美が看護婦で、がん患者を担当したこともあると知って「がんのことをいろいろ教えてほしい」と頼み、以来2人は仲良しになります。
九鬼は自分が肺がんに冒されてることを知りながら、花作りに没頭しています。颯が「休んで病院に行ってよ」と頼んでも聞きません。検査に行った病院で肺がんの疑いだと言われたことを颯がなんとか聞き出して、「お兄ちゃんの病院に行こうよ」と提案しても、「お前の兄貴の世話にはならない」と九鬼は頑なです。
頑固な九鬼に嫌気がさしたのか、颯がいなくなり、九鬼は盟に電話をかけて呼び出します。約束の場所でなぜかポテチをつまんで待つ九鬼。「颯が3日も帰ってこない。探し出せ!」と勝手に逆切れします。
釈然としないながら盟は、颯の友だちに連絡を取り、行方を捜しますが見つかりません。が、ある日機美から電話があり、「実はウィークリーマンションを借りました。あ、颯さんも一緒でーす」と、意外なところで颯が見つかります。
颯の居所を九鬼に知らせ「妹は君には会わないと言ってる」と伝えると、「連れてけ」と九鬼はまた強引です。機美の借家に行くと、宣言どおり颯は顔を見せません。と、九鬼がその辺に貼ってあったチラシを剥ぎ取り、裏に何かを書き、部屋の裏手に回り、マンションの塀によじのぼります。
カツン! 颯がひざを抱えて息を潜める部屋の窓に何かが当たります。外を見ると塀に上がった九鬼がいます。颯がベランダに出ると九鬼は持っていた紙を広げます。そこには「戸山医大に行く」と。九鬼は颯に折れ、盟の診察を受ける決意をしたのでした。