「白い春」9回目(06/09・フジ火10)を見ました

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「白い春」9回目を見ました。

 りんごパンが好評の村上ベーカリーは今日が給料日。銀行口座が持てないおじさん(阿部寛)のために、さっちゃんのお父さん(遠藤憲一)は現金を用意します。
「お疲れ」「おお」 中身を確認したおじさんは「少ねぇな」と憎まれ口を叩きますが、お父さんもそれが本心からじゃないことにそろそろ気づいています。

 おじさんは公園で改めてお給料を確かめ、ニヤニヤ。そこをさっちゃん(大橋のぞみ)に見られてしまいます。ちょっと恥ずかしいけれど、「お給料? よかったね」と素直に微笑むさっちゃんには勝てません。さっちゃんはニヤニヤ嬉しそうなおじさんの絵を一生懸命描いてくれています。

 おじさんは初めてのお給料でさっちゃんにプレゼントを買おうと画材屋に行きます。絵が大好きなさっちゃんにはどうしても絵の道具が上げたいのです。
 でも画材屋はなんだか1人では入りづらく、おじさんは栞(吉高由里子)を呼び出します。電話で「今日給料日でさ...」と言われ、栞は「デート!?」と思い込んでおめかししてきますが、用件は「さっちゃんのプレゼントを買うお手伝い」と知って少しがっかり。でも「お父さんだよ」と言えないおじさんの気持ちがよーくわかるので、おじさんが絵の具を買うのを手伝ってあげます。

 翌日。おじさんが仕事場に行くと、さっちゃんのお父さんも佳奈子ちゃん(白石美帆)もいなくて様子がヘン。真っ青な顔色の同僚の恵一くんから、おじさんはさっちゃんが倒れて運ばれたことを聞かされ、病院に急ぎます。

 長い待ち時間をおじさんは我慢できず、先生に「早く調べろ!」と食ってかかります。お父さんはおじさんを制しながらも気持ちはわからないではありません。
 そして検査の結果、さっちゃんの心臓に障害があることがわかりました。手術しか治療の方法はないと。

 おじさんがあまりに心配そうな様子なので、お父さんは「さちには会わないでくれ」と頼みます。成すすべなく、おじさんが神社にお守りをもらいに行くと、お父さんもそこに来ていたりして...さっちゃんへの思いは一緒なのです。「さちを任せていいな」とおじさん。お父さんは深くうなづきます。

 さっちゃんはお父さんには「手術、大丈夫」と言っていますが、本当は怖くてたまりません。痛いんだろうな。途中で麻酔が切れちゃったらどうするんだろう...。だから、病室で絵を描いても色を塗る心の余裕がないのです。
「おじさん、お見舞いに来ないかな...」 さっちゃんがそうつぶやくのを聞いた佳奈子ちゃんが、手術の前の日、おじさんを病室に呼びます。

 おじさんは義理堅く「俺は行かない」と固辞しますが、佳奈子ちゃんからさっちゃんの絵に色が塗られなくなったことを聞いて、意を決して病室を見舞います。

 「あ! おじさん来てくれたんだ!」珍しくさっちゃんの声が弾みます。おじさんはすかさずピンクの包装紙に赤いリボンをかけたプレゼントを差し出します。「開けて!」と待ちきれないさっちゃん。中から出てきたのは絵の具のセットでした。
 「こんなの欲しかったの。ありがとうおじさん!」と、さっちゃんの笑顔が輝きます。
 でもすぐしょんぼりしてしまうさっちゃん。「手術、怖いの...」 お父さんには心配かけたくないから言えないけど、おじさんには言えちゃうのが不思議です。
 おじさんは「大丈夫」と静かに笑ってくれます。「治ったら絵の具でまた絵を描いてくれよな」とおじさんに言われ、さっちゃんは「うん!」と元気に答えます。

 手術当日。さっちゃんは看護師さんに頼んで、絵の具セットを持って手術室に入ります。おじさんが知ったらどれだけ喜ぶでしょう。
 そして手術が始まります。
 予告編では手術中の急変がにおわされていたけれど、本当に本当にさっちゃんを死なせないでいただきたい。