「白い春」最終回(06/23・フジ火10)を見ました

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「白い春」最終回を見ました。衝撃の結末! その衝撃、必要!?ってくらい衝撃でした。

 栞(吉高由里子)は馬鹿なことに、さっちゃん(大橋のぞみ)に「おじさんはさっちゃんの本当のお父さんなんだよ」と口走ってしまいますが、言ってから「本当のお父さんみたいだな~なんて」と誤魔化します。さっちゃんは「?」って感じですが、胸の奥がなんだかモゾモゾするのです。

 おじさん(阿部寛)が村上ベーカリーからいなくなって元気のないさっちゃんに、お父さん(遠藤憲一)は「海行こうか。おじさんも喜ぶぞ」と提案。親子水入らずでちょっと照れくさい感じながら、砂浜を走ったり楽しそう。

 でもさっちゃんは、肝心のコンテストに出す絵がなかなか描けずにいます。「なんでだろう?」 気分転換におじさんの絵を描いてみるとどんどん描けます。で、描けた絵をおじさんに見せたくて、とりあえず栞のところに行きます。

 おじさんは前に無銭飲食をして、働いてそのお金を返しに行った定食屋で働いていました。体を壊して「1人じゃ続けられない」と店を閉めようとしていたおやじさんに気に入られて、今じゃ「跡継いでくれ」と言われるほど、真面目に働いています。

 さっちゃんが「おじさんどこにいるか知ってる?」と聞かれ、栞と勇樹(遠藤雄弥)はおじさんから荷物を店に送ってほしいと頼まれているので居場所を知ってるのですが、「実家って言ってたけど、住所わかんないや」としらを切ります。でも勇樹のポケットから宅配便の伝票がひらりと落ちて、さっちゃんはその住所を頼りに1人で知らない街までバスを乗り継ぎます。まるで『千と千尋の神隠し』みたいです。

 「おじさん!」 突然のさっちゃんの来訪におじさんは喜びますが、顔には出しません。店のおやじさんがさっちゃんに入れてくれたオレンジジュースを飲ませながら2人差し向かいで話をします。

 「海の絵を描いたけどうまく描けなかったの。だから別の絵をコンテストに出したの。他にもおじさんの絵をたくさん描いたよ。どうしておじさんの絵はどんどん描けるんだろう。......おじさんが私の本当のお父さんだから?」
 おじさんは息を呑みます。「栞ちゃんが言ってた」と聞いておじさんはようやく、「栞はわけわかんないことばっかり言うからな」とはぐらかします。それでも「お父さんなの?」と聞いてくるさっちゃんにおじさんは「怒るぞ」と言います。

 曰く、お前のおやじは一生懸命お前を育ててる。下手な意地張って頑張ってる。あんないいおやじ、そうそういない。俺もあいつの子供になりたいぐらいだ、と。
 「そうだろ?」とおじさんが強く念押しするとさっちゃんも「そうだね」と納得した様子。

 おじさんが電話をしたのでお父さんと佳奈子ちゃん(白石美帆)がさっちゃんを迎えにきます。と、ちょうど佳奈子ちゃんの携帯に「さっちゃんの絵が入選した」と連絡が入ります! さっちゃんもお父さんも佳奈子ちゃんも、もちろんおじさんも大喜び。
 「展覧会にはおまえも一緒に」とお父さんに言われ、おじさんは一旦「いいよ、俺は」と拒みますが「さちが喜ぶ」と言われて一緒に行くことに。会場に飾られたさっちゃんの受賞作を見て、おじさんは思わず泣いてしまいます。なぜならその絵には竜宮城のパン屋さんで働くおじさんとお父さんと、天国のお母さんが乙姫様のように描かれていて、みんなとても幸せそうだったからです。

 お父さんはおじさんに「またうちで働かないか?」と提案しますが、おじさんは「もうお前たち家族の邪魔はしない。さちを頼む」ときっぱり。そしてお父さんが「せめて」と提案したお別れパーティの約束をするのです。

 パーティ当日。お父さんはおじさんが店に着やすいよう、「まず仕事を手伝って、パーティはそれから」と誘っていましたから、2人は厨房に入ります。しばらく和気あいあいと作業をし、おじさんが店舗のほうに材料を取りに行っているときに事件が起こります。
 裏口から若い男が侵入し、「よくもオヤジを殺してくれた!」とお父さんに切りかかるのです。太ももに傷を負ったお父さんがあわあわしていると、男は止めを刺すべくさらに襲い掛かりますが、おじさんが割って入ります。「俺だ、お前のオヤジを殺したのは...」
 そう。男はおじさんが9年前に殺した暴力団幹部の息子だったのです。ここに来てまさか!の仕返しに、おじさんもお父さんも視聴者もビックリしている間に、男はおじさんの息の根を止めようと、何度も何度もナイフを突き立て、「お前、顔を見たよな」とお父さんにまで刃を向けます。

 「こいつだけは!」おじさんは必死の形相で叫びます。「こいつはさちの父親だ。だからこいつだけは殺さないでくれ!」 傷は相当に深く、意識も朦朧としているはずのおじさんがさっちゃんのためにお父さんを守っています。と、店の恵一くんが「何やってんだ」と入ってきて、犯人は逃げていきます。

 結局。救命措置の努力空しく、おじさんはもう意識が戻らないだろうと医師が告げます。お父さんはICUにさっちゃんを連れ「おじさんはさちといたいと思う。一緒にいてくれるか?」と。さっちゃんは泣きながら「うん」と応えます。

 「おじさん、起きて!」 さっちゃんの必死の叫びにもおじさんは反応しません。でも「私のもう1人のお父さん!」とさっちゃんの口をついて出た言葉におじさんは反応し、さっちゃんが握ってくれていた手を握り返し、目には涙... しかしそのまま絶命してしまいます。え~っ!!

 その後。さっちゃんはお父さんと佳奈子ちゃんとお墓参り。おじさんのお墓は真理子さん(紺野まひる)の隣に小さく建てられました。お花をいけ、お線香を供え、なむ~ お参りを終え、帰ろうとするとき、さっちゃんは何か気配を感じ、1人立ち止まります。振り返るとそこにおじさん。さっちゃんにしか見えないおじさんは幸せそうに微笑んでいました。

 そうそう、おじさんが真理子さんの手術費のために犯した殺人。その報酬としてもらった800万円は友達の安岡(デビッド伊東)が着服して、その金でスナックを開店してたことが判明しますが、おじさんは「今お前に仕返ししても真理子が戻るわけじゃない。それにお前は俺の唯一の友だちだった。こんな馬鹿なやつでもな」と、以来絶交を宣言していたりしました。

 いろいろなことに決着をつけた最終回ですが、この結末しかなかったのか?と疑問です。それに、決着つけるとしたらまず一番先に考えるべきは、お父さんは佳奈子ちゃんをどうする気か?ってところでは? 
 とにかくさっちゃんが可哀想すぎる。仲良くパン屋をやって暮らしました、は確かに甘いと思うが。うーむ。

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柊瑠美, 入野自由, 内藤剛志, 沢口靖子
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2002-07-19

さっちゃんと千は似てるかも。

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