「アイシテル」6回目見ました。
「私が殺したようなもの」と土下座したさつき(稲盛いずみ)は、美帆子(川島海荷)に「だったら死んで償って!」と言い捨てられ、正直すぎる指摘につい、川に身を投げようとしてしまいますが踏みとどまります。
しかしつらい現実が追い討ちをかけます。「もうすぐ結婚するの」と笑顔を輝かせていた妹・彩乃(田畑智子)が智也(嘉数一星)の事件のせいで婚約を破棄されさつきに八つ当たりし、夫・和彦(山本太郎)も再就職がうまくいかず、酔って暴れて警察に保護されてしまうのです。
心身ともに追い詰められていたさつきは、雨の中で倒れ、病院に運ばれます。
一方、美帆子も苦しんでいました。殺人犯の母とはいえ「死んで!」と言ってしまった自分が自分でも恐ろしいのです。母・清子(板谷由夏)と父・秀昭(佐野史郎)はしかし、娘をとがめることはできません。
和彦は、さつきの代わりに身元引受人として迎えに来てくれた彩乃の言葉(「夫婦は支えあうためのもの」とかなんとか、いずれにしてもありきたりの言葉でしたが...)で目が覚め、さつきの代わりに智也の面会に。
さつきには会ってくれなくなった智也は父の面会には答えます。お母さんが大好きな智也は「お母さんになにかあった」と直感し、その理由を聞きたかったのでしょう。単に、父が自分に関心をもってくれたのがうれしかったのかもしれません。その証拠に別れ際、「キャッチボールしたの、楽しかった」と父にお礼を言います。
病室で「眠れる森の美女」のごとくスヤスヤ眠っていたさつきですが、「みんなに迷惑をかけてばかり。こんな私でごめん...」とくよくよしています。「そんなことないわよ」と言ってほしかったのでしょうか。
その後、母の叱咤激励と家族を顧みるようになった夫の言葉でさつきはまた前向きさを取り戻します。そしてよせばいいのに病室で筆をとり、きよたんの家族にまた手紙を書くのです。
来週いよいよ、智也くんが事件の全貌を葉子(田中美佐子)に語るようですが、挿入されるフラッシュバックシーンからだいたいのことは見えてきました。
要するに、智也は「自分はかわいがられて当たり前」と思い上がっているきよたんから、家族のこと、特にお母さんのことを悪く言われ(子供ですから、悪気はないのでしょうが、それがかえって残酷なのです)、自分でも想像もできなかった悪意が沸き起こり、突発的にきよたんを殺してしまったようです。
たしかにフラッシュバックの中のきよたんは憎憎しいのです。
もちろん、だからといって殺していいという理由にはなりません。
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