「白い春」6回目を見ました。
「オレに娘がいた」 おじさん(阿部寛)はその幸せだけを胸に正社員の職探しを始めます。
でも年齢もいっているし前科者だし、正社員はなかなか難しく、とりあえず見つかったのは工事現場のガードマンの仕事でした。
派遣された現場が偶然、さっちゃん(大橋のぞみ)ちの近くだったのが問題でした。さっちゃんのお父さん(村上:遠藤憲一)が休み時間に「近所をうろつくなよ!」と乗り込んできちゃったのです。
でも、お父さんもおじさんがわざと近所の仕事を選んだんじゃないとわかると納得して帰っていきます。
さっちゃんはおじさんに「お父さんの言うことを聞けよ」と言われたことを守って、良い子にしています。お父さんもさっちゃんの笑顔が戻って大喜び。
でもちょっとだけ困ったことがありました。近所の小学校からパンの大量注文があったのですが、人手が足りなくて受注できないのです。ハローワークに求人を出してもなかなかいい人材が見つかりません。
「しょうがない、休みを返上して働こう」とお父さんは決心しますが、すぐにそれを後悔します。さっちゃんの授業参観が来週なのに、休みがないのでいけなくなってしまったのです。さっちゃんは「え~」と寂しそう。
そこにちょうど、ハローワークから面接希望者の連絡がきます。指定の喫茶店に行くとそこにはおじさんがいます。「何のつもりだ!」 お父さんは怒りますが、あることを思いついてしまいます。
それは、おじさんをパン屋に雇うというアイデア。とりあえず人手があれば、お父さんはさっちゃんの授業参観にいけるし、なによりおじさんのことが忘れられないさっちゃんも喜びます。
もちろん「実はおじさんがさっちゃんの父親」ということがバレるのは困りますが、「働かせてやる代わりに、そのことは内緒に」と大人の密約を交わします。
晴れておじさんは就職。そしてさっちゃんも「おじさんがお店にいるよ!」と大喜び。お父さんも授業参観に行けることになりました。
でも今度はさっちゃんに困った事態が。お父さんが授業を見に来るのは明日の育の時間。実はさっちゃん、逆上がりの課題ができず、最近、体育の授業が憂鬱なのです。
「どうしよう...」 さっちゃんは暗い気持ちで、でも公園の鉄棒で練習に励みます。と、仕事を終えて通り掛ったおじさんがさっちゃんに気づき、逆上がりの練習につきあってくれるのです。
さっちゃんはおじさんに「手で支えて!」とお願いしますが、おじさんは「お前の手は汚れてる」とお父さんに言われたことがずっと気になっていて、さっちゃんに触れることができません。でも、「もうちょっと!」って瞬間につい、手が出てしまい、さっちゃんに触れてしまいます。
おじさん、じっと手を見る。
その後、さっちゃんに触れたのは1回だけで、あとは持っていた手提げをクッションにしてさっちゃんの逆上がりを手伝うおじさん。健気です。
授業参観。ライムグリーンのおしゃれなジャケットを羽織ったお父さんの前で、さっちゃんは見事逆上がりを成功させます。お父さんの「グー!」のサインにさっちゃんは輝く笑顔を向けます。そしておじさんはその頃、もくもくとパン焼きのための器を磨いています。
![]() | uomo (ウオモ) 2009年 07月号 [雑誌] 集英社 2009-05-23 ウオモ最新号の表紙を飾る阿部ちゃんです。 by G-Tools |
