「ぼくの妹」4回目(05/10・TBS日9)を見ました

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「ぼくの妹」4回目を見ました。

大事な手術の直前に盟(オダギリジョー)のところに刑事がやってきて、「桐原さん(ともさかりえ)の事件でお話を伺いたい。署に来ていただけないか」と笑顔でしかし高圧的に言い捨てられ、動揺した盟は手術で凡ミスを犯してしまいます。大事にはいたりませんでしたが、日頃から盟を煙たく扱う准教授に直近の手術を休むよう指示され盟は落ち込んでしまいます。

兄の話を聞いて心配した颯(長澤まさみ)は、一度家に訪ねてきたことのある兄の病院の理事長の娘・春奈(笹本玲奈)に「大きなミスをしてしまったの? 病院を辞めさせないで!」と必死に訴えます。おかあさんなの?っていうか、おかあさんでもやらないか。
颯を盟の彼女と疑って敵視していた春奈ですが「どうやら本当に妹」とわかり「先生を失うことは病院としても損失。クビはあり得ません」とにこやかに去っていきます。

休日。盟は「里子を殺したのはおまえ」と自分を憎む九鬼(千原ジュニア)の誤解を解くべく、再び里子のアパートへ。部屋はもう契約切れでがらんどうでしたが、桜井さん(大滝秀治)が「また会えた。うれしいっ!」と大笑顔で迎えてくれます。

九鬼に会いたい。話したいことがある。と盟が言うと桜井さんは車で数分のビニールハウスへ盟を案内します。桜井さんが愛情いっぱいに花を育てているそのハウスに九鬼はいました。「花作りを教えよう」と言ってくれた桜井さんに甘えて九鬼は生前の里子とちょくちょく手伝いに来ていたのです。

屈託のない笑顔で桜井さんを迎えた九鬼ですが、盟の姿を見るやすぐに鬼の顔になります。「あなたは勘違いをしている。ぼくは殺してない」と盟が言っても、「おまえがなんと言おうと里子を殺したのはおまえ」と九鬼は怒って去ってしまいます。

父親に捨てられ人を信じずに生きてきた九鬼の心を開かせようと花作りを教えてきた桜井さんも、「少しは大人になったと思ったが...」と残念そう。

一方颯は、瀬川(田中哲司)の情報で桐原里子の事件に殺人の可能性が疑われるようになったと聞き、担当の刑事を自分が働くキャバクラにおびきよせて話を聞き出します。殺人の線が疑われるようになった原因は九鬼が警察に話した嘘の目撃証言でした。「お兄ちゃんに殺人の容疑がかけられている」と知った颯は慌てます。

泥酔して家に帰ってきた颯は盟(平和にほうれん草のおひたしをこしらえています)にある秘密を話ます。それは、事件の日、実は里子に最後に会ったのが自分だったこと。里子が目の前で屋上から落ちてしまったのを目撃したことでした。

盟が里子と会い、金を貸さずに階段でビルを下りているとき、颯はエレベーターで屋上へ。お金をだまし取ったのかと問いただしているうちに里子のスカーフが風に飛ばされ、屋上から延びたアンテナに引っかかってしまった。里子がそれを取ろうと屋上の縁から身を伸ばしたところ、足を滑らして転落してしまった。怖くてとにかくビルを離れなきゃと逃げ去った、というのが颯の話。

自分が屋上に行かなければ里子が死ぬことはなかった。わたしのせい!と言う颯に、盟はそもそも僕が里子に会わなければこんなことにならなかった、と言います。そして警察には自分が話をするから、颯は現場には行かなかったということにしよう。と口裏を合わせることに。

翌日、盟が警察に向かう頃、颯は九鬼に「話がある」と電話をしてしまいます。嘘を抱えるのが重たかったからでしょうか。どうもまずい流れです。

さて。桜井さんとビニールハウスへ向かう車中、盟はこんな話をします。「子どもの頃、持久走が得意だった。あるとき、友達に1位を譲ってくれと言われて断ったが、実はその子の父親がガンで、その日友達は勇姿を見せたかったのに、知らなかったとはいえ僕は残酷なことをした」と。そして「人は生きてるだけで誰かを傷つけてしまう」と。
杉作J太郎氏は名著『恋と股間』で「人は誰でも多かれ少なかれ、人の軒下を借りて生きているもの。自分だけが成功者だと調子に乗っていると天罰が下ります」みたいなことを書いていらっしゃる。
イケメンオダジョー(が演じる盟)と非モテ系(実際はどうか知らないが)の杉作J太郎の発言がシンクロしていたのでご参考まで。

4652078382恋と股間 (よりみちパン!セ)
杉作 J太郎
理論社 2008-10

児童書の理論社ですが大人に役立つ本もいろいろ。
「男子のための人生のルール」(玉袋筋太郎)も名著。

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