「臨場」4回目を見ました。
所轄の刑事課長・大信田の妻・加奈子が殺されます。倉石(内野聖陽)の見立てで死因は絞殺。現場に立ち会った立原(高嶋政伸)はある事件を思い出していました。それは17年前、やはり警官の妻が殺された事件。その警官とは、そう、倉石でした。
今回の事件は密室殺人。なぜなら、新日新聞の愛(金子さやか)がキャップの赤塚(橋爪淳)に言われ大信田の家の夜回りを担当し、ずっと入り口を見張っていたから。そのため、大信田の家に訪ねてきたのを目撃された東都新報の皆川が捜査線上に上りますが、状況的にシロ。
倉石は疑問に思うことがあり、愛に話を聞きにいきます。すると、実は愛が現場を離れていた時間があったことが判明します。しかし愛は「持ち場を離れるとき、現場に出入りがなかったかすぐにわかる新日新聞伝統のトラップがあるんです。あの日もそれを仕掛けていきましたから、私がいない間に出入りはなかったはず」と断言します。
これを聞いて倉石には犯人がわかってしまいます。動機も読めていました。
犯人はキャップの赤塚でした。赤塚の息子は進学校に通っていましたが、最近不登校になってしまいました。原因はいじめ。その主犯格が大信田の息子だったのです。大信田の息子が赤塚の息子をいじめるようになったのは、加奈子が赤塚が書いた昔の報道で書かれたことを根に持っていたから。「ハエみたいにまとわりついて!」と赤塚を罵倒するのを大信田の息子が真似て赤塚の息子をいじめ、不登校に追いやったのでした。
事件はエスカレートするいじめを悲観した赤塚の犯行。愛を現場に張り付かせて目撃者にしたうえで、ガセネタで現場から追い払い、その間に加奈子を絞殺。家を出るとき、新日新聞伝統のトラップ――ドアの隙間に木の葉を挟む――をかけなおし、愛が不在の間に出入りがなかったように装ったのでした。
話はもちろんよくできていますが、このドラマはやはり見ないとはじまりません。アクションがあったりするわけではないが、主役の内野さんが出てくると絵力がすごいのです。だからこそ好き嫌いは分かれるでしょう。