「ぼくの妹」3回目を見ました。
瀬川(田中哲司)に見切りをつけ、颯(長澤まさみ)が盟(オダギリジョー)の家に転がりこんできます。「ごはんだよー」と半パンで生足もあらわに登場する長澤さんに全国のおにいちゃんが悶絶必至です。
恋人の里子(ともさかりえ)が、盟に突き落とされたと思いこんでいる九鬼(千原ジュニア)の誤解を晴らすべく、盟は九鬼を捜して会おうとしますが、九鬼は思わぬルートから盟に接近してきます。
ある夜、颯が黙って家を抜け出していくのを偶然見かけた盟が後を追うと、颯は人気のないバッティングセンターに入っていき、そこで待っていたのが九鬼だったのです。
颯は九鬼に「里子が死ぬまでの経緯が日記に書いてあった。兄さんの罪を他人に知られたくなければ金を出せ」と呼び出されていたのです。
盟が現れ、「里子さんがぼくに頼んだ300万の借金は何の金だったんだ?」と問いかけると九鬼は危害を与えずに去っていきました。
後日、盟は九鬼に呼び出され、早朝の下水工事現場に向かいます。胸まである長靴を着せられヘルメットも被らされ汚水の匂いが充満する下水管へ降りていくと、九鬼はそこで、自分がこの日の当たらない汚れた空間でどんな思いで働いているかを語りはじめます。
そして核心の300万の用途は、九鬼にこの仕事を紹介してくれた里子の兄が仕事中に事故に遭い植物状態になって死んでいったときにかかった医療費だったと告げます。
九鬼は盟に、というよりも、自分以外の幸せそうに見える人すべてに反発しているようです。でも盟も言っていましたが、人は他人が思うほど実は幸せではないものです。それに他人をうらやんで恨み節を連ねても誰も楽しくありません。
里子が住んでいた部屋の隣に住む櫻井さんを演じている大滝秀治さんはやはり素晴らしい。
盟がたずねていくとちょうど夕飯時で、「今ビール飲んでたんだよ」と笑うのですが、そのセリフだけで生きてることの悲しさとうれしさを見事に感じさせてくれます。
長澤さんも、今まで見たなかで一番のハマり役な気がします。わがままで悪い子っぽいけど、なんかそれだけじゃない事情を抱えてる感じ。
そしてやはり、オダギリさんの情けなーい顔がたまりません。
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