「ぼくの妹」2回目を見ました。
桐原里子(ともさかりえ)の死の現場に居合わせた盟(オダギリジョー)は、自ら知り合いと名乗り出て警察で事情を聞かれます。
「まるで取り調べ」と盟は機嫌を損ねますが、私が刑事でも疑うな。「自転車事故で知り合ってその後、1回男女関係になって、300万貸してくれと頼まれ、あの日はそれを渡しに行ったけど結局渡さず、一旦別れてまた屋上に行ったら階下で死んでた」なんて怪しすぎるだろ。
新聞で報道されて、「病院に報告しとかなきゃ」というのも盟なりの誠実さですが、あまりに無防備すぎて、これでは周りが迷惑じゃないか?と思ったり。
里子に花ぐらい手向けようとアパートに行きますが、当然、部屋は空っぽです。帰ろうとしたところで声をかけてくれたおじいちゃん(大滝秀治)と話をしていたら、盟は思わぬ事実を知ることに。おじいちゃんが撮った里子の写メに、なぜか颯(長澤まさみ)が写っていたのです。
理由を聞こうと颯を探すと、颯は不倫相手の瀬川(田中哲司)と一緒に姿を消していました。「夫を取られた!」と押し掛けてきた妻・茂子(鈴木砂羽)が雇った興信所の調査で、2人の愛の巣が判明。盟は茂子とその場所へ向かいます。
颯は瀬川が離婚して、自分と結婚してくれることをうっすら期待していましたが、颯にカッターナイフで襲いかかった茂子がパニック状態に陥ると「オレが悪かった! 家に戻るよ」と、瀬川はあっさり颯を捨てます。
泣きながら駆け出した颯を盟が追いますが、かっこわるい女走りで追いつきません。でも最終的に煙突の上にいる颯を発見して途中まで昇って「降りておいで」と説得します。「神様に近いところで、神様の裁きを受けるの」と泣く颯に盟が「オレが許す!」と声をかけると、颯は恥ずかしそうに降りてきます。
落ち着いて考えると、颯に会いに来たのは「なぜ里子が死ぬ前に会ってたのか?」を聞くためでした。颯は「お兄ちゃんが300万の大金を貸す相手がどんな人か気になったから。私をお兄ちゃんの彼女だと勘違いして言い合いになっただけ」と面倒くさそうに答えます。
なるほど。でもなんとなく怪しさが残ります。
休日。盟は趣味の自転車で峠を攻めています。と、後ろから男が競うように追いかけてきます。見晴台で休憩する盟に「人は死ぬと山に来ると信じられてきた。オレもここに来れば恋人に会える。桐原里子。オレの恋人だった。ビルから突き落としたヤツをオレは許さない」と一方的に凄んで、男は帰っていきます。「九鬼」と名乗ったこの男を演じるのは千原ジュニア。顔だけで怖いです。