SMAP中居くんが「草食男子が婚活で就活!」というタイトルが躍る新月9「婚カツ!」の1回目を見ました。
とんかつ屋「とんくに」の長男・雨宮邦之(中居正広)は、生まれてこの方集合写真にまともに写ったことがない、というのが象徴するような運の悪い、間の悪い男。大学をなんとか卒業し、就職もし、無難に働いてたのに同僚のおじさんがリストラの危機と聞いて、「オレはまだ若いから潰しがきくし」と安易に退職。
そこで運の悪いことにリーマンショックで株価大暴落。失業者が街に溢れまくるなか、再就職はなかなか決まらない。「油くさいのはヤだな」と思いながらも店を継げばなんとか生きてけるって甘えがあるんだろうか。
そんななか邦之は、自分が暮らす春見区が立ち上げた「少子化対策課」の臨時職員採用に応募。面接ではじめて「既婚」が条件と聞いて迷った挙げ句、「失職で式が延びたけど、職が見つかれば結婚します!」と宣言。そのせいで(おかげで?)合格し、晴れて臨時職員になる。
結婚のことはバレなきゃいいや、と思ってたが、区長の溝口静子(風吹ジュン)がケーブルテレビの区民だよりで邦之を「まもなく結婚する職員です!」と紹介したからさあ大変。とんくにの常連やら邦之の昔からの知り合いがわらわらと店に大集合し、祝儀やら花輪やらで「おめでとうおめでとう!」とお祭り騒ぎをはじめてしまう。
店を手伝いに来てくれる幼なじみの春乃(上戸彩)はなんだか機嫌が悪いし(この子と結婚しましょうよ)。
こうなりゃ「ウソです」とは死んでも言えない。父の邦夫(小日向文世)など、式の日程が決まる前から紋付き袴をこっそり着てみちゃったり大喜びなんだもん。
で、邦之は大親友の茂(佐藤隆太)にだけすべてを話し、知恵を絞り、「そうだ、今はやりの婚活しかない!」ってことで、早速相談所に登録、婚活パーティに参加するのだ。
そこで同僚のおじさん、桜田さん(橋爪功)に会ったり(つまりこの人も既婚とウソをついてた)、婚活パーティの主催者が邦之の幼なじみの真琴(りょう)だったり、美人だが性格のキツい優子(釈由美子)と知り合い「婚活って何?」と根元的な問いにぶちあたったりする。
さて。私は職場の同僚となんとなく結婚した(相手のアパート更新がきっかけ。両親に同棲の挨拶をしに行っただけだが早合点されて「よかったじゃないの~」「めでたいめでたい」と婚約の祝宴みたいなことになって、まいっかと結婚になだれ込んだ)から、「相手が見つからない」という事態を経験したことがない。ので、なんとも言えないが、昨今の婚活ブームになにか違和感を感じてはいた。
でも、「婚カツ!」の中で邦之が「結婚ってこんなもの?」「会ってすぐ、たった2分で何がわかるの?」とちょっと正論言ってるふうに苦言を呈するのを見て、居心地悪く感じた。文句言ってるヒマがあったら自分のやり方でやりゃいいだけだ。
さて。邦之は草食男子という扱いだがあんまり草食男子じゃありません。と、言い切れるのも、草食男子という呼び名を生んだこの本、「平成男子図鑑」の制作に私自身が関わったからです。
他にも興味深い男子像ご紹介しています。著者は私の上司。ぜひ一度お手にとってご覧くださいませ。
![]() | 平成男子図鑑 リスペクト男子としらふ男子 (NB online books) 深澤 真紀 日経BP社 2007-06-21 「草食男子」をはじめて名づけた本です。 著者は弊社社長。ぜひご一読ください。 by G-Tools |
