三浦(佐々木蔵之介)の弁護を引き受けるため、城山(草刈正雄)と「教育委員会から手を引く」と約束した樹季(米倉涼子)は田川教育長(角野卓造)にその旨挨拶。そのままモンペアとの面談を何件かこなし、望月くん(平岡祐太)に「じゃ、今日で最後だから、あとはよろしく~」と去っていく。望月は不安げ。
樹季は三浦が殴った中川の弁護士に会いに行き、「示談を」と申し出るが、相手は「こちらは一方的な被害者。何か勘違いをされてるんじゃ?」と強気だ。なんとか不起訴に持ち込む方法はないものか、樹季は頭を悩ませる。
樹季がいなくなったあと、望月は「サッカー部の顧問の先生が依怙贔屓をしてる。息子が試合に出られないのは不公平」と主張する倉橋さん(雛形あきこ)と、矢面に立つ夏目先生(正名僕蔵)のトラブルに対応する。夏目先生は粘着質な倉橋さんにどこまでもどこまでも追いかけられ「ウチの子をレギュラーに」と詰め寄られ、追いつめられて参っている。
そんななか、田川教育長のもとを城山が訪ねてくる。この2人、大学時代の同級生だった。で、田川のほうが勉強ができたし、信じられないが(失礼!)女の子にももてたという。しばし昔話に花を咲かせたあと、城山は本題を切り出す。「高村先生が教育委員会にのめり込んでしまった。もとはといえば、優秀な成績を修めながら教育委員会での仕事を選んだ田川に自分の優秀な部下を見せつけたかったから派遣した部下だったが、ここまでのめり込むとは。教育現場には何か引きつけられるものがあるのか?」
うーむ、何をやりたいんだかわからなかった城山先生の真意が、「冴えないがすごく優秀」な田川への嫉妬にあったとは...。
樹季は三浦を不起訴にするべく、別れた妻のもとへ調査に出かける。「もう思い出したくない」と、三浦との関係を清算した妻は一旦樹季への協力を拒むが、思い直して娘の日記を樹季に託す。「他のお友達も被害にあったと書かれています」......娘の悲しい思い出には触れてくれるなと言いながら、お友達はいいの? で、樹季がそのお友達のところに話を聞きにいくが、当然協力は得られるわけもない。
夏目先生の件。夏目先生は婚約中の恋人がいるのだが、倉橋さんのクレーム対応に手間取ってデートをする間もない。しかも、久々のデート!と待ち合わせ場所に行くが、倉橋さんはそこまでついてきた。そしてそんな状況に堪えられなくなったフィアンセは夏目先生に婚約破棄を申し出る。ここから先生はおかしくなる。
望月もクレーム処理がうまくできない自分に落ち込んでいたが、SOSの電話に樹季がわざわざ出向いてくれて「あなたならできるわ」と励ましてくれたおかげでやる気を出す。で、相変わらず「レギュラーにしろ!」とうるさい倉橋さんと向き合い、「息子さんはレギュラーになりたいからサッカーをやってるわけじゃない。友だちとサッカーをするのが好きだからやってるだけ、と言ってましたよ」と告げる。
倉橋さんは現実を見つめ直し機嫌を直すのだが、夏目先生にしてみれば父兄のクレームなんてもはやどうでもいい。学校で倉橋と一緒の望月を見かけ、2人が子どもたちのサッカーを楽しげに応援してるのを見ると、夏目は「オレが大変なのも知らずにのんきに笑いやがって......」となぜか望月に対して憎しみを深めていった。
望月くんは樹季に「倉橋さんが息子さんの気持ちをわかってくれました」と報告する。と、樹季も「三浦さん、不起訴に持ち込めそう」と報告を返す。三浦の元妻から入手した日記をちらつかせ、「最近の携帯っていろいろ録音できて便利ですよね。小学生もいろいろ録音してるみたいですよ~」とかましてみたところ、相手弁護士が簡単に「中川と相談します」と折れてきたのだった。
で、望月くんは樹季が前に「好きな女性に服をプレゼントしてあげられるくらい大人になりなさ~い」と言っていたのを思い出し、樹季に似合いそうなブラウスを見立てて家路に着く。と、街角に夏目先生。「どうしました?」と声をかけると夏目は望月くんに抱きついてきた...のかと思ったら、走って逃げていった。「??」わけのわからない望月くん。でも、あれ?脚が思うように動かない。お腹が...痛い...。腹の辺りに手をやると、なま暖かいものに触れた。手をみると...血!! 望月は夏目に逆恨みされ、刺されたのだ。
知らせを聞き、樹季が望月くんのICUに駆けつける。が、意識は戻らない。ふと、望月の持ち物に目をやると、デパートの手提げから「高村先生へ」と書かれたカード。中には派手目なピンクのブラウス...「私に...」 望月の思いを知った樹季の目には涙。なんでこんなことに......樹季も、そして視聴者も思うのだ。このドラマ、血が多すぎやしない?