今回の舞台は館原小学校。樹季(米倉涼子)がかり出されたのは「給食費未納問題解決プロジェクト」であります。もちろん樹季さんは「どーしてこの私がそんなセコいことに!?」とお怒りのご様子ですが。
まずは最近の給食を知りましょう。ってことで、子供と一緒にハンバーグを食べてみる樹季と望月(平岡祐太)。「意外と美味しいじゃな~い」と樹季さんも満足です。この教室で一番楽しそうに美味しそうに食べていたのは寺本くん。この子が後でキーになります。
学校には父兄が押し寄せていました。給食費を払ってない家の子が給食を食べてるのはおかしい! 給食費を払わない家があるから、質・量ともに落ちるのよ!と。
さて、未納率ゼロを目指して児童の家にいく先生に、樹季たちが同行します。まずは富永さん(MEGUMI)ち。奥さんが出てきて「あら~ そうだったんですか。今手持ちがないけど明日必ず振り込みます~」だと。素直に引き下がって家を辞した直後、ピザの宅配が来て、これはしっかり払っており「バックレ」であることがわかります。
次は森脇さんち。豪邸の奥様は食へのこだわりが強くていらっしゃり、「給食制度自体に反対ですの。子供の口に入るものは親がすべて管理すべきですわ」だと。立派な持論ですが払うもの払って言えばいいんじゃ? あんだけの豪邸暮らしで払えない額じゃないだろうし。
もう1軒は、給食をムシャムシャ食べてた寺本くんち。呼び鈴を押しても誰も出てこないけれど、視聴者は知っています。家の中で生活に疲れ切った表情の母(奥貫薫)と、その母を心配そうに見つめている寺本くんが息を潜めてることを。この家にはそれなりの事情がありそう。
バカ親に対応するストレスでぶっ倒れた樹季。その自宅に、望月がお見舞いにきます。で、「何か食べないと!」と手料理を作ってくれるんですが、まあフツーにおいしそう。ただしこのシーンは何を暗示してるのかさっぱり...。
さて。樹季は再び富永宅に向かいます。「主婦はお忙しいですから口座引き落としの手続きをされては?」「主人に相談しないと」「あらあ。......あ、でも今お帰りになったようですねえ」。タイミング悪く(良く?)夫(東幹久)がパチンコから帰ってきたのです。
家に上がり込んだ樹季が支払いを理詰めで説得すると、富永夫が逆ギレします。「義務教育なんだから学校が払え!」「子供はいやいや食べてるんだ。まずいものを喰ってやってるんだから金なんか払えるか!」 これを屁理屈といわずなんという。
さて、寺本母はまた出てきません。しかし樹季が取り立てに来たことを物陰から見てた寺本くんは翌日、学校に来た樹季に「オニババア!」とケンカを売ります。でも樹季にはなんのことやら?
この間、信じられないことが発覚します。担任が富永さんちの給食費を肩代わりしてたと言うのです。校長は「こんなことが他の保護者にしれたら...」とびびりはじめますが、そんなことより大きい問題は「事態はそこまで深刻」ということ。教育委員会に戻った樹季は「払わない家の子の給食を止めましょう」と提言するのですが、三浦(佐々木蔵之介)が抵抗します。「食べられない子の身にもなってみろ!」 そして教育長・田川龍之介(角野卓造)も少し苦言を呈します。「高村先生も、少し目線を下げられたら見えてくるものがあるかもしれませんね...」
そこで樹季は「オニババア!」と言った寺本くんのことが気になり始めます。翌日、教育委員会には子供の字で「きゅう食ひ」と書かれ、小銭の入った封筒が持ち込まれます。もちろん寺本くんの仕業で、樹季は望月を伴って寺本さんの仕事先を訪ねます。
寺本くんのお母さんは、半年前に夫が入院して、自分がパートをやっても生活が苦しく、給食費すら払えない。「情けない」と目を伏せます。しかし公的な援助制度があって、事情により支払いが免除される場合もあると樹季が告げたことで、寺本さんも安心したようです。よかったよかった。
しかし、そのすぐ後、富永夫婦が教育委員会にずかずか乗り込んできます。「うちも援助してよ!」と。これには皆憤慨しますが、一番怒ったのは一番おとなしい望月くんでした。「ちゃんと子供のことを考えてください!」という懇願に、少しひるんだ富永ズですが、すぐ「訴えてやる!」と強気に出ます。でもこここそ樹季の出番。「給食に関する法律があります。裁判しても負けますよ」と言われ、富永ズもすごすご退散です。